Te-Sera-Sera

はじめまして。てーはやといいます。このブログは国際協力業界で働きながら感じたことや、疑問に感じたことなど、国際協力に関するトピックを中心にしながら、様々な社会問題についても考えてもらうきっかけになればと思い始めました。ちなみにブログのTe-Sera-Seraという意味は、私のあだ名である「てーはや(Te-haya)」のTeと、「何とかなるさ」という意味の「Que Sera Sera」という意味を合わせたのが由来です。

開発コンサルタントってどんな仕事?

こんにちは、てーはやです。

 

今日は久しぶりにワイン(300円)を飲んですごくいい気分です。

 

私は現在開発コンサルタントと言う職種で働いていますが、ただ多くの人が「開発コンサルタントってなんだよ」と言うふうに思っていると思います(こないだイベントで開発コンサルって聞いたことある人〜?って聞いて結構多かった時はびっくりでした!!)。実は、私も今の会社に入社するまでは「開発コンサルタント」という仕事がどんな仕事をするのかいまいちわかっていませんでした(笑)今も実はそこまでわかっていないかも…?


ということで今日は開発コンサルタントとは何かどういう仕事なのかについて一緒に知っていきましょう!!

 

 

1 開発コンサルタントって?

開発コンサルっていう言葉でWikipediaで調べてみると、次のように出てきました。

ja.wikipedia.org

 

「国家間の開発援助政策、国際的な経済格差対策、発展途上国の貧困解消、海外への技術移転などを支援する分野。」

 

だそうです。

ほうほう。。。自分はそんな職種で働いていたのか。。。笑

 

開発コンサルティングといいますと、結構イメージされることが多いのは

 

道路やダムなどのインフラを建設する

 

というようなことを想像される人もいらっしゃると思います。

確かに開発コンサルタントの中でも道路建設や港湾整備などの会社は上記のような事業を中心にしています。これらは開発コンサルタントの中でも「ハード系」の開発コンサルタントに属します。

 

対して、教育や人材育成、政策提言などを行う開発コンサルタントも存在します。

これらのコンサルタントは「ハード系」に対して「ソフト系」のコンサルタントと言われたりします。

 

2 開発コンサルタントはどうやったらなれる?

上記に説明した「ハード系」のコンサルタントは理系でしたら新卒でなれるところが多いです。例えば開発コンサルタントの会社としては(おそらく)最大手である日本公営株式会社のホームページの採用情報を見てみると、「採用ページ」の中に「新卒採用」という文字があります。

 

その中でも募集の職種は下記のようになっています。

 

募集職種

技術系総合職

コンサルタント
 土木系(水圏環境、都市・交通計画、交通運輸、地盤、インフラマネジメント、情報)
 建築、地質・防災・砂防・地熱、農業土木・農業、環境、防災マネジメント、防衛基盤
 電気・機械・情報系(情報・通信、電気・電子、機械、火力)

・エネルギーマネジメント

・電力設備工事

・電力機器装置製造
 情報・通信、電気・電子、機械

 

事務系総合職

 営業、総務、法務、人事、経理、財務、広報、IRほか

募集要項 | 採用情報 | 日本工営株式会社 より

 

ハード系のコンサルでは技術系の職種が中心となるため、理系の人材を中心に新卒で入社することができます。ただしこのような大手では社内研修が充実していますが、多くは従業員数が10~100名程度の中小企業で行われるため、基本的には即戦力を求め、中途採用で働く人も数多くいます(かく言う私も中途入社組です)。

3 求められるスキルは?

国際協力の求人が集う「PARTNER」というサイトがあります。

私もここで現在の職場を見つけました。22時15分、サイトを眺めてみると…?

なんと一番最初が開発コンサルタントの求人でした。

(日水コンさんが求人を出してますよ!水系に興味のある方はチャンス!)

 

応募条件等

必要な語学力 英語

TOEIC750点以上程度が望ましい

必要な学位  
必要な技術資格

技術士

 

類似業務経験年数  
青年海外協力隊経験 不問
学生歓迎  
その他必要な
業務経験・能力

 

海外プロジェクト従事経験者を歓迎します

 

 

http://partner.jica.go.jp/RecruitDetail?id=a0L2v00001ZJVFUEA5

 

これらの条件を見てみると…大きな壁は「資格」でしょうか。

ハード系、ソフト系限らず、まず前提として求められるのは

 

語学力!

語学力!!

語学力!!!

 

これはもうマストです。だって海外で働くのに少なくとも英語が話せない人は「何しに行くの?」状態ですし。。。あとは「国際協力の経験」というのが何よりも大事だと思います。例えば青年海外協力隊(今ならJICA海外協力隊かな?)の経験や、留学中にインターンに行ったりすることが大切になります。これにも理由はあります(が、あくまでも私の推測にしか過ぎないのでご理解ください)。

 

これらの経験が必要ない理由として、途上国では日本では考えられないようなトラブルが発生したり、そもそも文化が異なるので様々な問題が発生したりします。これらの経験をしている人は、状況を柔軟に対処したり、多文化共生をすんなり受容できる能力を持っている(人が多い)ため、海外での仕事にこの経験が応用できるからだと考えます。

 

そして最後に最も重要なこと。

それは…専門性です。

 

英語は前提として必要です…が、じゃあ英語さえ喋れればなれるのかというとそうでもありません(じゃあ上で何で3回言ったんだよ!!はタブーです。笑)ハード系ならインフラを建設するための専門知識などが必要なったりするし、ソフト系なら法律整備や人材育成…など、どちらも多岐にわたる専門的知識が必要になってきます。

 

重要なことは何か抜けてる気がする…笑

もし何か抜けていることがありましたらお知らせくださいますと幸いです。

 

じゃあこれを書いているお前は語学力も専門性もあるのか?

と聞かれるかもしれませんが、残念ながら私は語学力はひとなみにある(と信じたい)ですが、専門性については即答でNOといえます。

 

じゃあなんでやってんだよ!!!

 

よくぞ聞いてくれました!

明日からこのことについて書いていければと思います!!

 

それでは今日はこの辺で!