地方大文系学部卒&協力隊未経験者が開発コンサルタントとして働いている話。その2。
こんにちは。てーはやです。
昨日お伝えします!!って言っておきながらがっつり忘れていました。
だって昨日は外でディナーだったし…エスニック料理楽しんだし…(言い訳)
ということで「地方大文系学部卒&協力隊未経験者が開発コンサルタントとして働いている話の第2回目です。前回は開発コンサルタント業界の現状についてお話ししましたが、今日は、私が今の仕事に至るまでのことをお話ししたいと思います。
開発コンサルタントになったきっかけ
今でこそこうしてこの仕事をしているからいえるのですが、率直に言って開発コンサルタント、という仕事に最初から興味を持っているというわけではありませんでした。なんなら、今いる会社も国際協力業界で働きたい…!って思って面接を受けまくった最初で最後の開発コンサルタントの会社です。
NGOでのインターンを終えた
当時思い悩んでいた時に気分転換に訪れたのが、西日本で一番大きな国際協力のお祭りである「ワンワールドフェスティバル」でした。そこでECFA(一般社団法人 海外コンサルタンツ協会)が主催するセミナーでした。このセミナーに参加してコンサルタントの仕事のイメージが湧き、そしてECFAのブースに行って質問をして、この仕事をしたい、との決心で応募しました。
ちょっとくらい条件を満たせていなくても、求人は出したほうが良い
前回のブログでもお伝えしました通り、開発コンサルタントとして必要なものは
・語学力
・専門性
この2点が大きく大事だよ、ということをお伝えしました。
「じゃあ、この2点がそろわなかったら応募できないの…?」
と考えているあなた。少々お待ちを。
開発コンサルタントの会社の多くは中小企業ということを以前お伝えしたと思いますが、会社の方針で人材育成をしたい、という会社もたまにあります(実は弊社がそうです。弊社も中小企業の部類に入りますが、若手コンサルタントを採用して人材を育成したいとの社長の思いがあるようです)。
なので、求人募集が出されたタイミングで「ああ…私条件を満たしてないからここの求人に応募するのやめとこ…」というのではなく、「あ、少しこの基準には満たせてないけど、ダメ元でも応募してみよっ!」と マインドを少し変えてみましょう。
案外その「ダメ元」がなぜかとんとん拍子に事が進んでしまうこともあるものです。
人生って面白いですよね。
開発コンサルタントになる前に私がしたこと
①学生時代はNGOユースで活動していた
かといって私が海外経験や国際協力経験がないかといえばそうでもありません。私が通っていた大学は愛媛県で、とにかく情報が入ってこないし、またイベントも中々愛媛で行われる機会はありませんでした。日常的に情報を得るためにちょくちょく愛媛県国際交流協会(EPIC)や、松山市国際交流協会(MIC)でチラシをもらったりして、いけそうなイベントにはとにかく参加してました。
大学4回生の時に、Oxfam Japanというイギリス発祥の国際協力NGOのリーダーシップトレーニングに参加し、就活を行いながら1年間、このトレーニングで学んだことや計画したことを大学内で実践していました。
②社会人になってからNGOでインターンを経験した
社会人になったら、働きながらでもボランティア等で国際協力に関われるかな…。
と考えていましたが、その考えは脆くも崩れ去りました。
京都のNGOで約一年半、インターンを経験させてもらいました。
ここでは本当に様々なことを経験させていただきました。入局してから10月の終わりまでは、ファンドレイジングの一環でランニングイベントを企画し、11月から2月までは助成金の書類書きにチャレンジさせてもらいつつ、案件形成のための調査でフィリピンに行かせていただきました。
そして3月から6月までは事業地であるヨルダンで海外事務所でいろんなお手伝いをさせていただいたことで、海外の経験や現地でしないといけない業務等、様々なことを学びました。
まとめ
前回のブログでもお伝えした通り、一定程度のスキルや語学力は必要になってきます。それでもこの仕事をしたい!って思うのであればその仕事に関連する情報について常にアンテナを張っておき、動き続けることが大事だと私は思います。
なので最初から諦めることなく動き続ければきっと良い縁に巡り合える。
皆さんもよい縁にめぐまれますように。